古い松下電工の給湯器修理しました

使い始めて5年ほどで点火ERRが出るように成りました
10年目でやっと不具合箇所を特定しましたそれまでは
ERRが出るとバーナー周りを掃除して済ませました
しかし掃除しただけですはERRが直らなくなったのが10年目でした
そして何とフォトセンサー用の窓が2枚有る事が判明して
2枚目の窓が1度も掃除してなく曇ったままでした
これを掃除して以来点火ERRが出なく成りました
そして約10年経ち先週久しぶりに点火ERRが出て動きません
簡単に掃除したら復活しお湯が沸くように成り一安心
しかし今日またERR再発⇒二度と点火しません
色々調べて見てフォトセンサーの線を抜くと点火しますが直ぐ安全停止(此れは正常動作)??
フォトセンサーを入れると点火しません、あれ?、センサーがONのままショートのようです
あぁーセンサー故障; ;)、部品が無いー 困ったー
良く見るとフォトTRセンサーのようです
動作は光るとON=2線式のセンサーで赤が+で青がGND
昔はCDSだったのをフォトTRに置き換えたみたいです
手ごろのCDSは持ち合わせが無いので
フォトセンサーとTRで作る事にしました
TRのベース電圧は0.6~0.7Vなのでフォトセンサーを2個直列にすれば良いと思い
0.6V+0.6Vで1.2V最大電圧でTRのベースは確実に動くはずです
エミッターを青い線に、コレクターを赤い線に繋いで動作しました
フォトTRの規格も分からないし、正式な部品で無いので光の影響を無くすのに
黒いビニテープで後ろを遮光しました、ファン送風圧力センサーが検知しないように
風圧の漏れも無いようにビニテープで完全に塞ぎました
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壊れたフォトセンサー上、表面の窓の曇りに注意しましょう、普通は透明で中のセンサーが見えます
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贅沢にもSI PD2個直列にしました上、 NPN-TRは面実装品が有りました上
フォトセンサー検出部下
イメージ 3

ソニータイマーが有名ですが
一番先に壊れるのはこういった敏感な部品ですね
毎年の落雷で簡単に壊れるものは壊れても松下電工のボイラーだけは落雷では壊れませんでした