ICF-5600の再修理 2日目 マルチパスボタンが肝そして~

昨夜は上越地方が大雨で福島も大雨でした、そして私の地区もそれなりに大雨でした
ラジオニュースを午前3時ごろまでタイマーを10分にセットして何度も聞いていました
時間帯は深夜便の時間ですが合間に大雨のニュースを挟んで進行しました
こんな夜はTEPCOの雷雨情報ページをiPhoneで見ながらNHKの大雨情報を聞くと
安心します、午前4時に雨足が弱くなり朝には止みました

早速気に成る事が有り調べてみました
ラジオを聴くときの消費電流は5Vで50mAは良いとして
聞かないときの消費電流は?と夕べ寝ながら考えました
今回再修理に当り入れた有った電池が空になってましたので気なり調べました
何と、電源オフで微弱電流が流れてます、これは変ですね
早速調べてみると電解やパターンを切断して当りをつけましたが命中しません
時間がどんどん過ぎます、そして分かったのは電源スイッチ付近の絶縁不良くさい事でした
さっそく無水アルコールで洗浄してみましたが改善しません
仕方ないので画像のスイッチ基板を外すことにしましたがマルチパスボタンがひっかっかって取れません
基板を半分ずらしてまたスイッチと基板を洗浄するも少しの変化で完全に直りません
意を決してマルチパスボタンを無理やり外しました、
スイッチ基板がポロリと外れ電源スイッチを基板から外す事が出来ました
テスターでモニターしながらパターンとスイッチを洗浄して絶縁が良くなりました
気を良くして早速組み立てました、結果は良好です闇電流が流れなくなりました成功!、ト
あれ、前は5mAほど流れてましたが、今度は250μAと極少ないですが流れてます
やはりもう一度基板やスイッチや洗濯機タイマーを調べるも分からず
パワースイッチが怪しいともう一度スイッチ基板を分解しました
並列使用の2回路のスイッチは普通OFF側でオープンです、テスターですと無限大に成りますが
5Vを加えて漏れ電流を測ると250μAほど流れますこれは故障です
2回路スイッチの片方が絶縁不良でしたそれもOFF側で漏れています
洗浄してもナイフで削っても回復しません、仕方ないのでスイッチ回路を180度回転して組みなおし
タイマー用のON回路に逆転して使うことにしました、ONタイマーで最大60分設定して漏れ電流250μAですし
この使い方は滅多に使わないでしょう=私は   これで良いことにしました
再度組み立てて見て漏れ電流を測りました、今度は殆ど流れません
ONタイマーで漏れるのも確認して、これも想定したことで良しとしました
スイッチはスライド接点が動くレールの部分の絶縁不良で土台はベークで古いし、換えも無し
使わないのに電池がなくなるラジオがあると聞いた事が有りますが本当に出くわしました
次に気を良くしてフロントカバーに組み込む再に何か変です、原因はマルチパスボタンの逆挿入です
単純なプッシュロットですが向きが有ります、ココでまた泣きました、分解して向きを修正です
このような流れで大体満足行くラジオに成ったと思います
イメージ 1
最初は基板の絶縁と思いパターンをナイフで削ってみました
イメージ 2
全体的にフラックスをアルコールで洗浄するも解決しませんでした
四角い穴がマルチパススイッチのロットが通る穴でぶつかって基板が外れません